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ある学問の死 惑星思考の比較文学へ

出版社名 みすず書房
出版年月 2004年5月
ISBNコード 978-4-622-07093-1
4-622-07093-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 210P 20cm

商品内容

要旨

惑星思考のなかでの比較文学とは?グローバリズムのさなか、現在の大学教育、文化や文学研究のあり方を批判しつつ提起する、スピヴァクの来たるべき学問論。

目次

第1章 境界を横断する
第2章 集合体
第3章 惑星的なあり方

出版社
商品紹介

従来の比較文学と地域研究、グローバリゼーション時代の言語や文学の多元性をいかに理解するか。教育と大学問題を論じた最新学問論。

著者紹介

スピヴァク,G.C. (スピヴァク,G.C.)   Spivak,Gayatri Chakravorty
1942年、インド西ベンガルのカルカッタに生まれる。カルカッタ大学卒業後、1961年にアメリカ合衆国に留学、ポール・ド・マンの指導のもと、コーネル大学でW・B・イェイツにかんする博士論文を完成させる。現在コロンビア大学アヴァロン財団人文学教授。1976年にジャック・デリダの『グラマトロジーについて』の英訳を刊行して脚光をあびて以来、フェミニズムとポストコロニアルの問題圏の交差する地点に定位しつつ活躍をつづけている批評家である
上村 忠男 (ウエムラ タダオ)  
1941年兵庫県尼崎市に生まれる。1968年東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。思想史家
鈴木 聡 (スズキ アキラ)  
1957年弘前市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。批評理論・文化理論・アングロ=アイリッシュ文学専攻。現在東京外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)