• 本

盲導犬不合格物語

学研のノンフィクション

出版社名 学研プラス
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-05-202055-1
4-05-202055-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 111P 22cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「盲導犬不合格物語」を読んで 沢田俊子著

    この本の題を見たとき、不思議な気持ちになりました。立派に活躍した盲導犬の本は今まで、読んだことがあるのですが、不合格になった犬のことがどうして本になるのだろうと思ったからです。この本にはたくさんの不合格の犬が出てきます。ゼナ、ベンジー、ラタン、オレンジその他たくさんの犬がいます。私の心に残った犬は、クーパーです。クーパーは、ゲージの中の生活が嫌いで、吠えたり唸ったり、職員の人の手を噛んでしまい、不合格犬と判断されました。クーパーはその後、一般の人に飼ってもらうことになります。ある日散歩に出かけたとき、道端におちているツバメのひなを見つけます。クーパーは家に持って帰り、なんと自分の足の先に乗せて、驚かせないように、ゆっくりまるでゆりかごでも揺らすように動かし、巣立っていくまで大切に子育てします。目の不自由な人のために働くことには向かなかったけれど、たくさんの子犬を盲導犬に育てたパット、違う訓練にチャレンジして介助犬になったオレンジ、マジシャンになったラタンもみんな自分に適したことがある犬たちだったのです。私の家にも盲導犬の同じ犬種の犬がいます。食いしん坊でボールばかり追いかけていて決し

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    (2005年6月21日)

商品内容

文学賞情報

2005年 第52回 産経児童出版文化賞受賞

要旨

盲導犬の訓練を受けた犬のすべてが、盲導犬になれるわけではありません。これは、不合格になってしまったけど、それぞれ立派に活やくしている犬たちのお話です。

目次

1 ゼナは、おばかさん?
2 盲導犬になれない犬って?
3 命を救ったベンジー
4 マジシャンになったラタン
5 介助犬になったオレンジとクエスト
6 スター犬トゥリッシュ
7 ほかにもいるよ!がんばっている不合格犬たち

出版社
商品紹介

盲導犬になるために生まれてきた犬でも、その約半数は盲導犬になれない。不合格になった犬たちのドラマを描くノンフィクション。

著者紹介

沢田 俊子 (サワダ トシコ)  
京都生まれ。大阪府堺市在住。著書に『モモイロハートそのこリュウ』(汐文社、恐竜文化大賞受賞作)、『おじいちゃんとぼくのがんこ合戦』(共に汐文社)がある。日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)