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パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか

PHP新書 304

出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-569-63525-5
4-569-63525-3
税込価格 1,078円
頁数・縦 298P 18cm

商品内容

要旨

パーソナリティ障害とは、偏った考え方や行動パターンのために、家庭や社会生活に支障をきたしている状態のこと。愛を貪る、賞賛だけがほしい、主人公を演じる、悪を生き甲斐にする、傷つきを恐れる…現代人が抱える生きづらさの背景には、ある共通の原因があるのだ。本書は、境界性、自己愛性、演技性、反社会性、回避性など、パーソナリティ障害の10タイプそれぞれについて、克服や援助の際にポイントとなる点を具体的に記す。精神医学的な観点から書かれた生き方術の本。

目次

第1部 パーソナリティ障害の本質(パーソナリティ障害とは何か
パーソナリティ障害はなぜ生まれるのか)
第2部 パーソナリティ障害のタイプと対処(愛を貪る人々―境界性パーソナリティ障害
賞賛だけがほしい人々―自己愛性パーソナリティ障害
主人公を演じる人々―演技性パーソナリティ障害
悪を生き甲斐にする人々―反社会性パーソナリティ障害 ほか)

著者紹介

岡田 尊司 (オカダ タカシ)  
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。パーソナリティ障害治療の最前線に立つ臨床家の一人である。著書に『人格障害の時代』(平凡社新書)。また、心のエクササイズのため、小笠原慧のペンネームで小説を執筆。第20回横溝正史賞を受賞した『DZ』、『手のひらの蝶』(ともに角川書店)などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)