
首を斬られにきたの御番所
縮尻鏡三郎
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2004年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-323080-1
(4-16-323080-7) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 306P 20cm |
商品内容
要旨 |
御家人としての職をしくじった大番屋元締のもとに、毎日のように持ち込まれる市井の相談事。娘と婿の家庭内不和に悩まされながら、難問、奇問の数々に、今日も鏡三郎が知恵を絞る。 |
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出版社 商品紹介 |
大番屋元締拝郷鏡三郎の許には、今日も町方より難問、相談事が持ち込まれる。公事宿を舞台に江戸の社会の奥深さを描く短編連作集。 |
おすすめコメント
■内容紹介■ 大番屋元締拝郷鏡三郎の許には、今日も町方より難問、相談事が持ち込まれる。公事宿を舞台に江戸の社会の奥深さを描く短篇連作集 。 中村雅俊主演で連続ドラマ化された人気時代劇「縮尻鏡三郎」(文春文庫)の続篇です。評定所留役(今で言えば地裁判事のような仕事)としてエリート街道を驀進(ばくしん)していた拝郷鏡三郎は、政争のあおりで失職。いわゆる縮尻御家人となります。現在の仕事は捕縛した者を取り調べる「大番屋」の元締。出世の道から外れ、家庭では、しっかり者で気が強い娘の知穂と頼りない婿の三九郎との板挟みで悩む鏡三郎ですが、持ち込まれる町方の相談事は途切れることがありません。江戸の町を力強く生き抜く人々の姿をユーモラスに描く、「年収三百万円時代」必読の時代小説です。(TH)