• 本

小説葉隠

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年9月
ISBNコード 978-4-569-66275-6
4-569-66275-7
税込価格 607円
頁数・縦 297P 15cm

商品内容

要旨

武士道とは死ぬことと見つけたり―。これが尚武思想に貫かれた『葉隠』のなかの一文であることを知らぬ人はいまい。しかし、全11巻からなる『葉隠』がどのようにして書き上げられたのか、その成立事情を知る人はどれほどいるだろうか。本書は、その成立事情を追いつつ、山本常朝と田代陣基、この二人の男の対話から、現代人にも通ずる生き方の知恵を示唆した作品である。

著者紹介

童門 冬二 (ドウモン フユジ)  
本名、太田久行。1927年(昭和2)生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年(昭和54)、美濃部都知事の引退とともに都庁を去り、作家生活に専念。在職中に培った人間管理と組織の実学を、歴史と重ね合わせ、小説、ノンフィクションの世界に新境地を拓く。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。日本文芸家協会ならびに日本推理作家協会会員。1999年(平成11)、春の叙勲で勲三等瑞宝章を受章。講演テーマは「歴史に見る地方分権」「歴史に学ぶまちづくり」「歴史に学ぶリーダーの条件」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)