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秘密結社の手帖

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年9月
ISBNコード 978-4-16-714007-6
4-16-714007-1
税込価格 628円
頁数・縦 341P 16cm

商品内容

要旨

グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソン―。たえず歴史の裏面に出没し、社会に影響を及ぼしつづける人間集団、秘密結社。排他的で、儀式の秘密を共有するこの妖しい集団はいつ作られ、何を行ってきたのか。正史では扱われることの少ない秘密結社の数々とその実態を紹介する、知の迷宮を彷徨うエッセイ。

目次

秘密結社の輪郭
原始民族の結社とその名残り
古代における密儀宗教
グノーシス派の流れ
薔薇十字団
フリーメーソン
さまざまな政治的秘密結社
クー・クラックス・クランその他
犯罪的結社その他
悪魔礼拝と魔術のサークル
アジアの秘密結社
イスラム教の秘密結社

著者紹介

渋沢 龍彦 (シブサワ タツヒコ)  
昭和3(1928)年、東京に生れる。本名渋沢龍雄。東大仏文科卒業。マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら多くのエッセイを発表、小説にも独自の世界を開いた。62年8月病没。56年「唐草物語」で泉鏡花文学賞、63年「高丘親王航海記」で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)