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操り人形と小人 キリスト教の倒錯的な核

出版社名 青土社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-7917-6150-0
4-7917-6150-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 287P 20cm

商品内容

要旨

神なき時代における宗教の役割とは何か。真のラディカリストたらんとするならば、普遍性を確立したキリスト教の倒錯的戦略は無視しがたい。ラカン派精神分析を駆使する弁証法的唯物論の立場から、高度資本主義社会変革の可能性を、“愛”を体現するキリスト教の革新性に求める大胆で刺激的な考察。

目次

序 神学という名の操り人形
1 東洋と西洋が出会うとき
2 「正統の戦慄に満ちたロマンス」
3 “現実的なもの”という逸脱
4 法から愛へ…そしてまた法へ
5 差し引くこと―ユダヤ教的に、キリスト教的に
附論 今日のイデオロギー

著者紹介

ジジェク,スラヴォイ (ジジェク,スラヴォイ)   Zizek,Slavoj
スロヴェニアのリュブリアナ大学教授。ラカン派マルクス主義者として、その多彩な活動は世界の思想・言論界の注目の的
中山 徹 (ナカヤマ トオル)  
1968年生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得退学。英文学専攻。現在、静岡県立大学短期大学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)