• 本

袋小路の男

出版社名 講談社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-06-212618-2
4-06-212618-4
税込価格 1,430円
頁数・縦 165P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 高校時代に出会った男を思い続ける主人公・日向子。受け入れることも突き放すこともしない男・小田切の態度に一喜一憂する日向子のままならない12年間の物語。小田切もまた、ままならない現実を抱いており、収録作「小田切孝の言い分」では、男の目線から二人の関係が語られている。実を結ばないけれども、一途な想いにため息。付かず離れずの微妙な距離が読み進むうちに心地よく感じられます。袋小路のような小田切の心。まっすなだけでは辿りつけないのが切ないです。思い当たるフシがあるだけに・・・。

    (2014年3月31日)

  • アナタが好きということが、控えめに語られている 本屋大賞候補

    川端康成賞受賞の表題作の他2編が収められている短編集。「袋小路の男」は、女性が語り手、同じ男女を男の側から見ているのが「小田切孝の言い分」、「アーリオ オーリオ」は天文学好きの叔父と姪の話。控えめに語りながらせつなさが伝わる.

    (2005年2月26日)

他の書店レビューを見る

商品内容

要旨

指一本触れないまま、「あなた」を想い続けた12年間。“現代の純愛小説”と絶讃された表題作、「アーリオ オーリオ」他一篇収録。注目の新鋭が贈る傑作短篇集。第30回川端康成文学賞受賞。

おすすめコメント

第30回川端康成文学賞受賞 指一本触れないまま、「あなた」を想い続けた12年間。 <現代の純愛小説>と絶讃された表題作、「アーリオ オーリオ」他1篇収録。注目の新鋭が贈る傑作短篇集。

出版社・メーカーコメント

大型新人作家による話題の川端康成賞受賞作高校時代に出逢った「あなた」とは指一本触れないままの12年間、袋小路に住む男にひたすら片思いを続ける女を描き、選考委員に絶讃された究極の「純愛小説」。

著者紹介

糸山 秋子 (イトヤマ アキコ)  
1966年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。メーカーに入社、営業職として福岡、名古屋、高崎などに赴任。2001年、退職。2003年、「イッツ・オンリー・トーク」で第九六回文学界新人賞を受賞。同作は第一二九回芥川賞候補となる。2004年、「袋小路の男」で第三〇回川端康成文学賞を受賞。「海の仙人」、「勤労感謝の日」がそれぞれ第一三〇回、第一三一回芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)