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切手と戦争 もうひとつの昭和戦史

新潮新書 093

出版社名 新潮社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-10-610093-2
4-10-610093-2
税込価格 748円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

プロパガンダ切手で占領地を埋め尽くせ!スローガン入り消印で敵の戦意を奪い取れ!戦うための武器は、なにも銃器や爆弾だけとは限らない。日中、満州実効支配を巡る攻防。日米、対立する「戦争の大義」の応酬。そして誇示される戦果の数々―。満州事変から日本の敗戦まで、様々な歴史の舞台裏で、まさに情報戦のごとく国家の威信をかけ飛び交った切手たち。そこから浮かび上がってくる、もうひとつの昭和戦史。

目次

第1章 満州事変から日中戦争へ
第2章 日中全面戦争
第3章 日中戦争から日米戦争へ
第4章 開戦、太平洋戦争
第5章 連合国の反攻
第6章 帝国の落日

おすすめコメント

己の戦果を誇示し敵国の戦意を奪い取れ!戦うための武器は、銃器や爆弾だけとは限らない。満州事変から日本の敗戦まで。情報戦争、その生々しい舞台裏を公開する、もうひとつの昭和戦史。

著者紹介

内藤 陽介 (ナイトウ ヨウスケ)  
1967年(昭和42)年東京都生まれ。郵便学者。切手の博物館・副館長。東京大学文学部卒業。切手を中心とした郵便資料を用いて、国家と社会、時代や地域のあり方を読み解く研究・著作活動を行ない、国際的に高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)