
予備校が教育を救う
文春新書 411
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2004年11月 |
ISBNコード |
978-4-16-660411-1
(4-16-660411-2) |
税込価格 | 759円 |
頁数・縦 | 210P 18cm |
商品内容
要旨 |
昨今、大学生の学力低下が問題になっている。本質を求める知的探求心の喪失、知的バックグラウンドの狭さ、持続力のなさ、知的攻撃力の衰退など、アチーブメントテストの成績に表象される第一の学力だけでなく、第一の学力を獲得するための支えとなる第二の学力がないことも問題となっているのである。まさに人格形成が問題になっているのだ(第二部「学校のお話」より)。河合塾での実体験をもとに書き下ろした衝撃の分析と提言。 |
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目次 |
第1部 予備校のお話(逃げた生徒を追いかけろ |
おすすめコメント
今や学校より面白いと言われる塾・予備校。その隠された秘密とは? 三十余年にわたり河合塾を引っ張ってきた著者による衝撃の教育論!いまから約三十年前、全共闘の闘士だったひとりの青年が教壇に立ったことをきっかけとして、予備校の歴史は大きく変わることになりました。公教育の陰にあって、暗い、汚いと言われていた予備校が、学校よりも面白い場所へと変貌を遂げたのです。そのヒミツは一体なんだったのでしょうか? そして、以来彼らが見続けてきた日本の教育界に横たわる大きな問題点とは?名古屋ローカルの河合塾を全国規模にまで育てあげてきた著者が、実体験を元に書き下ろした渾身の提言です。