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君主論

講談社学術文庫 1689

出版社名 講談社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-06-159689-4
4-06-159689-6
税込価格 880円
頁数・縦 211P 15cm

商品内容

要旨

近代政治学の古典として名高い『君主論』。その著者マキアヴェッリは、都市国家が並び立つルネサンスのイタリアにあって、共和政のフィレンツェ市書記官として活躍。国際政治の荒波のなか、軍事、外交にわたり東奔西走の日々を送った。その豊かな体験を生かして権力の生態を踏まえた統治術として執筆した名著を、政治学の第一人者が全訳し解説する。

目次

支配権の種類とその獲得方法
世襲の君主権について
複合的君主権について
アレクサンドロスによって征服されたダレイオス王国では、アレクサンドロスの死後、その後継者に対して反乱が生じなかったのは何故か
征服される以前、固有の法に従って統治されていた都市や君主国をどう支配すべきか
自己の武力と能力とで獲得した新しい君主権について
他人の武力または幸運によって得た君主権について
極悪非道な手段によって君主となった場合について
市民の支持によって得た君主権について
どのようにすべての支配者の力を測定すべきか〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

近代政治学の名著を平易に全訳した大文字版乱世のルネサンス期、フィレンツェの外交官として活躍したマキアヴェッリ。その代表作『君主論』を政治学の第一人者が全訳し権力の獲得と維持、喪失の原因を探る

著者紹介

佐々木 毅 (ササキ タケシ)  
1942年秋田県生まれ。東大法学部政治学科卒業。東大法学部教授を経て東京大学学長。専攻は政治学史、政治思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)