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夏の椿

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-16-323580-6
4-16-323580-9
税込価格 1,676円
頁数・縦 293P 20cm

商品内容

要旨

天明六年、江戸を襲った大雨の夜、甥の定次郎を何者かに殺された立原周乃介は、その原因を調べていくうちに、定次郎が米問屋柏木屋のことを探っていたことを知る。柏木屋の主人、任三郎にはどうにも後ろ暗い過去がある。核心に迫る周乃介の周りで、不穏なことが多発するようになり―。あなたも周乃介とともに事件を追いつつ、江戸の町歩きを体験できる、鮮烈のデビュー作。

出版社
商品紹介

柏木屋が怪しい。甥の定次郎を殺された原因を探る周乃介の周囲で不穏な動きが−−。確かな時代考証で江戸長屋の人々を巧みに描く。

著者紹介

北 重人 (キタ シゲト)  
1948年、山形県酒田市生まれ。仲間とともに建築・都市環境計画の事務所を設立。長く、建築やまちづくりにかかわる。五十の声がきこえそうになり、ふと四半世紀ぶりに小説を書き始める。1999年、「超高層に懸かる月と、骨と」で第三十八回オール読物推理小説新人賞を受賞。2004年、『夏の椿』(原題「天明、彦十店始末」)が松本清張賞の最終候補作になり、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)