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橋のない川 7

改版

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-10-113712-4
4-10-113712-9
税込価格 825円
頁数・縦 409P 16cm
シリーズ名 橋のない川

商品内容

要旨

水平社結成から2年、秀昭や和一は全国に広がった運動の中心となって奔走している。小森の人々の意識も、根底から変わりつつあった。刈入れ前の稲を差押えようとする地主に対抗し、孝二ら青年たちは夜の稲刈りを決行する。一方、運動に対する理不尽な弾圧は強まっていく。皇太子狙撃事件の顛末を息をつめて見守る、孝二たちの憤りと憂いは尽きない。20年ぶりに書下ろされた待望の続編。

著者紹介

住井 すゑ (スミイ スエ)  
1902‐1997。奈良生れ。女学校中退後、投稿を始める。17歳で講談社の婦人記者に応募、採用されるが、一年で退社。19歳で農民作家犬田卯と結婚、農民・婦人運動に関わる。’35年、夫の郷里茨城県牛久沼畔に移り、四人の子と病身の夫を抱え、執筆と農耕で生計をたてる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)