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古代の朱

ちくま学芸文庫

出版社名 筑摩書房
出版年月 2005年1月
ISBNコード 978-4-480-08900-7
4-480-08900-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 277P 15cm

商品内容

要旨

水銀およびその原料たる辰砂(朱砂、丹砂)は古来、金属精錬、鍍金、医薬、顔料、化粧品などに広く用いられた重要な金属資源である。奈良の大仏が大量の水銀を使って金鍍金されたのはつとに知られている。本書の原型である大著『丹生の研究』は、その水銀を歴史学の対象とする未曾有の試みだった。地名・神社名を史料として用いるという卓抜な発想と徹底的なフィールドワークによって解明される、古代の金属文化、日本ミイラの特異性、採鉱技術者集団とその信仰などは、きわめて示唆に富む。関連の深い論文「即身仏の秘密」、著者の人柄と学風をよく伝える回想「学問と私」を併載。

目次

古代の朱(赤の世界
青丹よし
まがね吹く
丹薬と軽粉
日本のミイラ
水銀の女神
丹生氏の植民
水がね姫の変身
漢字から生まれた神
丹生高野明神
丹生と丹穂
石鏡を考える)
即身仏の秘密
学問と私

著者紹介

松田 壽男 (マツダ ヒサオ)  
1903‐82年。東洋史家。文学博士、早稲田大学名誉教授。東京帝国大学文学部東洋史学科卒。第一高等学校講師、国学院大学教授、早稲田大学教授、日本イスラム協会理事長などを歴任した。独自の歴史地理学的方法を駆使した内陸アジア史、東西交渉史研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)