• 本

ラッシュライフ

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-10-125022-9
4-10-125022-7
税込価格 825円
頁数・縦 469P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「よくできてる」以上にできている

    ストーリーの精緻な構築性ゆえにというか、エピソードの絡め方(伏線)ゆえにというか、気の利いたセリフゆえにというか、かなり「質感」は娯楽小説のそれを感じさせるのだけど、その枠に収めてしまいたくない気がします。他作品も含め伊坂幸太郎は直木賞でも芥川賞でもなく「本屋大賞http://www.hontai.jp/about/index.html」で売れまくってるところがクールです。

    (2008年11月22日)

商品内容

要旨

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。

著者紹介

伊坂 幸太郎 (イサカ コウタロウ)  
1971(昭和46)年千葉県生れ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’02年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。’03年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、七〇年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。’04年に『チルドレン』、’05年には『グラスホッパー』が直木賞候補に。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年希にみる資質の持ち主として注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)