• 本

文壇

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-16-711913-3
4-16-711913-7
税込価格 576円
頁数・縦 285P 16cm

商品内容

要旨

三島由紀夫、吉行淳之介…。キラ星のごとき流行作家や名物編集者たちが夜な夜な酒に浸り、文学論を戦わせる。ときは1960年代、銀座や新宿の薄暗がりの文壇酒場に現われた新人流行作家・野坂昭如が、おそるべき記憶力で男たち女たちの生態を再現。自虐と自負と韜晦をこきまぜ、己を語る。泉鏡花文学賞受賞作。

おすすめコメント

三島由紀夫、吉行淳之介……。キラ星のごとき流行作家や名物編集者たちが夜な夜な酒に浸り、文学論を戦わせる。ときは1960年代、銀座や新宿の薄暗がりの文壇酒場に現われた新人流行作家・野坂昭如が、おそるべき記憶力で男たち女たちの生態を再現。自虐と自負と韜晦をこきまぜ、己を語る。泉鏡花文学賞受賞作。解説・阿部達二。

著者紹介

野坂 昭如 (ノサカ アキユキ)  
1930(昭和5)年10月10日、鎌倉市に生まれる。旧制新潟高校を経て、早大文学部仏文科中退。63年「エロ事師たち」を発表、流行作家となり“焼跡闇市派”と称される。67年「火垂るの墓」「アメリカひじき」を発表し、68年に直木賞受賞。83年、参議院比例代表に立候補して当選するも、同年、田中角栄の金権政治を批判して衆議院に立候補し、落選。97年「同心円」で吉川英治文学賞受賞。2002年「文壇」で泉鏡花文学賞受賞。03年、脳梗塞に倒れてリハビリを始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)