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占領と平和 〈戦後〉という経験

出版社名 青土社
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-7917-6179-1
4-7917-6179-0
税込価格 4,620円
頁数・縦 720,32P 20cm
シリーズ名 占領と平和

商品内容

要旨

“戦後”はいかにうみだされ、どのように生きられてきたのか―『菊と刀』の抜本的読みなおしなど、膨大な資料を縦横に駆使し、日米合作の占領が作り上げた東アジア冷戦体制とナショナリズムを再審にかけ、反戦平和運動の実践と思想のうちに豊饒な抵抗の歴史を見出す、戦後史研究の新たな展開。

目次

東アジアの冷戦とナショナリズムの再審
1 『菊と刀』と東アジア冷戦―あるいは「日本文化論」のパターン(研究課題―『菊と刀』
総力戦と科学動員
対日政策の形成と対日心理戦
ルース・ベネディクトと『菊と刀』の形成 ほか)
2 「反戦平和」の戦後経験―対話と交流のためのノート(問題関心と視点
東アジア冷戦体制確立期における「反戦平和」(一九四五〜五五年)
「平和共存」と「革新」の時代(一九五三〜一九六四年)
ベトナム反戦運動とパラダイムの革新(一九六五〜一九七四年) ほか)

著者紹介

道場 親信 (ミチバ チカノブ)  
1967年生まれ。1990年早稲田大学教育学部社会科学部専修卒業。1999年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程満期退学。現在は日本大学、東洋大学、学習院女子大学非常勤講師。専攻は日本社会科学史/社会運動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)