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中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義

出版社名 白水社
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-560-02778-3
4-560-02778-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 340,6P 20cm

商品内容

文学賞情報

2005年 第17回 アジア・太平洋賞・大賞受賞
2005年 第5回 大佛次郎論壇賞受賞

要旨

R.B.ボース。1915年、日本に亡命したインド独立の闘士。新宿・中村屋にその身を隠し、アジア主義のオピニオン・リーダーとして、極東の地からインドの独立を画策・指導する。アジア解放への熱い希求と日本帝国主義への止むなき依拠との狭間で引き裂かれた、懊悩の生涯。「大東亜」戦争とは何だったのか?ナショナリズムの功罪とは何か?を描く、渾身の力作。

目次

第1章 インド時代
第2章 日本へ
第3章 「中村屋のボース」
第4章 日本での政治活動の開始
第5章 苦難の道へ
第6章 「大東亜」戦争とインド国民軍
終章 近代日本のアジア主義とR・B・ボース

出版社
商品紹介

1915年に日本に亡命し、アジア解放と日本帝国主義との狭間で引き裂かれたインド独立の闘士。ナショナリズムの功罪を描く力作。

著者紹介

中島 岳志 (ナカジマ タケシ)  
1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学(ヒンディー語専攻)卒業。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。学術博士(地域研究)。博士論文で第三回アジア太平洋研究賞受賞。京都大学人文科学研究所研修員、日本学術振興会特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)