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描かれなかった十字架 初期キリスト教の光と闇

出版社名 青土社
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-7917-6192-0
4-7917-6192-8
税込価格 2,860円
頁数・縦 385,8P 20cm

商品内容

要旨

彼らはイエスの癒しの場面を描きましたが、十字架のイエスそのものや、復活したイエスを描いていないのです。十字架にかけられたイエスを描くことは難しくなかったはずです。復活後のイエスを描くことも難しくはないはずです。しかし、それがないのです。古代ユダヤ‐キリスト教研究の第一人者が、大胆・緻密な仮説と論証で、キリスト教を支える「常識」と「定説」を塗り替える―。地下墓所の壁画に秘められたメッセージ、聖書外典の語る異貌のマリア、反ユダヤ主義とアンチキリスト、そして七十人訳聖書とヨセフス読解から見えてきた歴史の真実。

目次

第1部 図像に見る初期キリスト教世界(暗闇の世界のイエス・キリスト―カタコンベの壁画から
処女懐胎の摩訶不思議―マリアと聖画像
コンスタンティヌスの幻視と聖十字架伝説 ほか)
第2部 敵意の遺産(おかしいぞ、きゃつらの生活習慣は―古代世界と反ユダヤ主義
語録から物語へ―福音書の誕生と反ユダヤ主義
呪われよ、呪われよ―キリスト教美術に見る反ユダヤ主義 ほか)
第3部 初期キリスト教世界を形成した二大文書(初期キリスト教世界とギリシア語訳聖書
古いことほどいいことだ―モーセ五書の翻訳の経緯
エルサレムの炎上崩壊を目撃した人―ヨセフスの生涯とユダヤ戦争)

著者紹介

秦 剛平 (ハタ ゴウヘイ)  
1942年生まれ。多摩美術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)