
一枚摺屋
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2005年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-324250-7
(4-16-324250-3) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 310P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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おすすめ度
- 平山書店 (秋田県大仙市)
父親の死の謎の解明と、その復讐が目的で始めたかわら版、一枚摺屋。その仕事を通して、人々に世の中の出来事を知らせることの喜びを感じていく姿を通じ、主人公の成長が見て取れて好感が持てました。大塩の乱という幕末の動乱期の先駆けとして起こった事件を背景にした構成も謎に奥行きを与えています。本年度の松本清張賞受賞作です。(のり)
(2005年8月21日)
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商品内容
文学賞情報 |
2005年
第12回
松本清張賞受賞 |
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要旨 |
第二次長州征伐の準備で騒然とする幕末の大阪で、打ち毀しを一枚摺(瓦版)に取り上げた親父の与兵衛が町奉行所で殺された。一体誰が、なぜ?勘当中の息子、文太郎は親父の敵をとるため、潜りの一枚摺屋となって、事の真相を探り始める。その大本は、どうやら三十年ほど前の大塩平八郎の乱に係わりがあるようだった。本年度松本清張賞受賞作。 |
出版社 商品紹介 |
一枚摺のために親父が殺された。誰が、なぜ。浮んできたのは30年前の大塩の乱。幕末大坂の街を疾走する異色の時代小説登場。 |
おすすめコメント
浅田次郎氏、大沢在昌氏、夢枕獏氏推薦!痛快時代小説、さっそうと登場!1枚摺のために親父が殺された。誰が、なぜ?浮かんできたのは三十年前の大塩の乱。幕末大坂の街を疾走する異色の作品。