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死神の精度

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-16-323980-4
4-16-323980-4
税込価格 1,543円
頁数・縦 275P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 死神も伊坂にかかるとクール

    死神が主人公の連作短編集。人間の死に「可」または「見送り」の判断をするのが彼の仕事。いつもの登場人物と同じく音楽好き。真面目にときにはCDショップでサボりながら、たんたんと仕事をこなしていく。おかしさと軽快さはいつも通りですが、ラストシーンは映画を見るように感動的です。

    (2005年12月18日)

  • 死神って仕事も結構大変なんです

    ゛死神゛なんて聞くと、水木しげる御大の描くしゃれこうべ顔とか、頭巾を被って鎌持って…の姿を想像しがちですが、この゛死神゛はフツーの男性の姿なのです。で、気がつけばキューピット役になったり、探偵役を演じてたり、仕事はきっちりやるけれど(仕事放棄もある!)憎めない何かいい奴なのです。時々見せる漫才並みの見事なボケっぷりには、ついククッと笑ってしまいます(本人にはボケたつもりなし)。真面目に仕事をこなしていく死神と、最終話に登場する老女との会話は、サラっとしている様で深いです。死神主人公にして、この爽やかな読後感はさすが伊坂氏!

    (2005年10月15日)

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商品内容

文学賞情報

2004年 第57回 日本推理作家協会賞受賞

おすすめコメント

ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に、ある時は本格推理風に・・・様々なスタイルで語られる、音楽を愛する、クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。

著者紹介

伊坂 幸太郎 (イサカ コウタロウ)  
1971年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年、『オーデュポンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、作家デビュー。2003年、『重力ピエロ』が直木賞候補となる。2004年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、本書収録の『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。若い世代を中心に今もっとも熱い支持をあつめる作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)