
曙光の街
文春文庫
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2005年9月 |
ISBNコード |
978-4-16-767953-8
(4-16-767953-1) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 375P 16cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
日本に潜入した元KGB工作員ヴィクトルと公安刑事の倉島、そしてヴィクトルの標的であるヤクザ組長のボディガード兵藤。かつて輝きのある人生を送っていたこの3人が一つの事件に絡むとき、それぞれが失われた自分の生きがいを取り戻してゆくというストーリー。事件の進行と共に、お互いが相手に抱く親しみのような感情は何と表現したらよいのだろうか。同じ匂いのする人間同士が抱く仲間意識とでもいったらよいであろうか。立場こそ違えど彼ら3人の姿はとても魅力的で、今後も続きを見たいと思わせられた。人生の目標は人を再生させる特効薬であることを認識させられる1冊。
(2008年3月1日)
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商品内容
要旨 |
日本でKGBの諜報活動をしていたヴィクトルは、ソ連崩壊後に解雇され、失意のどん底にあった。そこへヤクザ組長を殺す仕事が舞い込んだ。再び日本に潜入した彼を待ち受けていたものは―。警視庁外事課とヤクザを相手にスリリングな戦いを展開するうちに、やがて明らかになる日ソ時代の驚くべき秘密。 |
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