• 本

社会の喪失 現代日本をめぐる対話

中公新書 1814

出版社名 中央公論新社
出版年月 2005年9月
ISBNコード 978-4-12-101814-4
4-12-101814-1
税込価格 858円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

高度成長、バブル経済を経るなかで、日本は貧困を駆逐し、「豊かな社会」を実現したかに見える。しかし一方で、さまざまな不安が日常を侵食し、“成功”という病が人々疲弊させるようになっている。本書は、現代日本のいくつかの断面を手がかりに、時代や社会のあり様について、根底から考え抜こうとした対話である。戦争をどう考えるか。いま私たちの社会から何が失われつつあるのか。危機のありかとその根深さを探る。

目次

1 戦争について
2 歴史について
3 解放について
4 自由について
5 世界について
6 言語について
7 社会について―あるいは境界線をめぐって

著者紹介

市村 弘正 (イチムラ ヒロマサ)  
法政大学法学部教授。専攻、思想史
杉田 敦 (スギタ アツシ)  
法政大学法学部教授。専攻、政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)