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闇夜の国から二人で舟を出す

出版社名 新潮社
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-10-409806-4
4-10-409806-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 275P 20cm

商品内容

要旨

直木賞受賞から九年、運命が瞬時に変わった冬の晩を思い起こす。身も心も溺れた小説と男への愛を披瀝する。この国の男と女を束縛する“年齢幻想”とやらを軽やかに笑い飛ばす。厳選に厳選を重ねたスペシャルな随想集。

目次

1 書くことに向かって(本の香り
虚構と現実のはざまで ほか)
2 偏愛読書歴(ページの中に自分の足跡
もう一度読みたい一冊カミュ『裏と表』 ほか)
3 イメージをめぐる映像(吉行淳之介における男の色気
森瑶子さんのこと ほか)
4 きらめくエロスの旅(水蜜桃の少女
大人の女 ほか)
5 ひとそれぞれに生きる(父の書棚
時の流れ、私の住まい ほか)

出版社
商品紹介

行き着く先などワカラナイ。ならば、ひたすら流されてゆこう。私はそのように生きて、恋して、書いてきた。創作と生と性の「証」を初めてまとめたエッセイ集。

著者紹介

小池 真理子 (コイケ マリコ)  
1952年、東京生まれ。1978年にエッセイ集『知的悪女のすすめ』で作家デビュー。その後、心理サスペンスや恋愛小説の書き手として、1989年、「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、1996年に『恋』で直木賞、1998年には『欲望』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)