• 本

君は永遠にそいつらより若い

出版社名 筑摩書房
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-480-80394-8
4-480-80394-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 220P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  •  就職の決まった大学四年生の主人公ホリガイの、今風にいうと”イタい”人間関係がユーモアを交えた筆致で描き出される。そういう意味で、学園小説として読めないこともないが、この作品には全編を通じて、暴力からの救済という大きなテーマが存在している。それは、言葉や態度で相手を傷つけるものであったり、物理的に攻撃し傷を負わせるものであったり、あるいは養うべき相手を放置することであったり、様々なかたちで表現されているが、そのたびにホリガイは弱いものに対し手を差し伸べようとする。ホリガイをそのような行動へ向かわせるものはいったい何なのか。最後まで読んでみつけて欲しい。(のり)

    (2005年12月4日)

商品内容

文学賞情報

2005年 第21回 太宰治賞受賞

要旨

身長175センチ、22歳、処女。いや、「女の童貞」と呼んでほしい―就職が決まった大学四年生のだるい日常の底に潜む、うっすらとした、だが、すぐそこにある悪意。そしてかすかな希望…?第21回太宰治賞受賞作。

出版社
商品紹介

就職が決まったばかり、22歳処女。だらだらとした日常の裏に潜む、うっすらとした悪意。現代的な筆致が光る、太宰治賞受賞作。

おすすめコメント

身長175センチ、22歳、処女。いや、「女の童貞」と呼んでほしい―。就職が決まった大学四年生のだるい日常の底に潜む、うっすらとした、だが、すぐそこにある悪意。そしてかすかな希望・・・?現代的な筆致が光る、第21回太宰治賞受賞作!

著者紹介

津村 記久子 (ツムラ キクコ)  
1978年大阪生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。現在は、報告書の製本という、職人と一般事務の中間のような仕事をしている。2005年、『マンイーター』(単行本化にあたり、『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で第二十一回太宰治賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)