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新潮文庫 お−65−2

出版社名 新潮社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-10-123032-0
4-10-123032-3
税込価格 935円
頁数・縦 492P 16cm

365Booksのおすすめ

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」…新作の香水を売り出すために流された噂が次第に都市伝説となり、やがて現実のものとなってしまう…。
雨の日がちょっと怖くなるようなサスペンスです。
90〜00年代の、微妙に懐かしい渋谷の雰囲気もお楽しみください。

365Booksとは?

  • 本の問屋・トーハンが本屋さん向けに発信しているトレンド&商品情報です。
    このコーナーではマスコットキャラクターの棚忍者とナビヘビちゃん(の中の人)が読者の方に今オススメしたい1冊をご紹介します。

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 「イニシエーションラブ」が流行る前に出逢ったどんでん返し本。それまで読んだどの本よりも読みやすく、またどの本のどんでん返しよりも鳥肌が立った。この本もまた、「噂」で広まる。

    (2014年6月27日)

  • 本を読み終えて2分後、衝撃があなたを襲います!

    (2013年9月30日)

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商品内容

要旨

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

おすすめコメント

衝撃のラスト一行に瞠目! 都市伝説が渋谷の女子高生たちの間を駆けめぐる。背筋が凍る荻原流サイコ・サスペンス。  「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

著者紹介

荻原 浩 (オギワラ ヒロシ)  
1956(昭和31)年、埼玉県生れ。成城大学経済学部卒。広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。’97(平成9)年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)