
理想の書物
ちくま学芸文庫 モ9−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2006年2月 |
ISBNコード |
978-4-480-08964-9
(4-480-08964-0) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 380P 15cm |
商品内容
要旨 |
最も重要な「芸術」を問われたなら「美しい家」と答えよう、その次に重要なのは「美しい書物」と答えよう―。19世紀末イギリスの装飾芸術家ウィリアム・モリスは、晩年、私家版印刷所ケルムスコット・プレスを設立する。そこでは活字や装飾デザインから紙作りに至るまで、徹底した理想の書物づくりが追究された。本書は、書物芸術を論じたモリスの全エッセイ・講演記録を収録したものである。産業化社会の中で、美の探究に心血を注いだ「近代デザインの祖」による、理念と情熱が結露した一冊。 |
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目次 |
中世彩飾写本についての若干の考察―モリス未発表の断章 |