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詩歌の待ち伏せ 2

文春文庫 き17−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-16-758603-4
4-16-758603-7
税込価格 576円
頁数・縦 206P 16cm
シリーズ名 詩歌の待ち伏せ

商品内容

要旨

土井晩翠、藤原定家、加藤楸邨、正岡子規、ルナールら著名人の他、高知の詩人・大川宣純や版画家として知られる谷中安規なども登場。中でも掉尾を飾る中井英夫と中城ふみ子の往復書簡への思いは圧巻。真の読書家である作家のすこやかな好奇心と鋭敏な感性によって読者もまた心地よく耕される、豊かな北村ワールド。

目次

「星落秋風五丈原」土井晩翠
「さ筵や」藤原定家・「思かぬる」慈円
『伏見院御集』伏見院
「卒業歌」江隈順子
「てんごう」大川宣純
「冬」「登山記」大川宣純
「かむへのこと」「初夏の雨の日」大川宣純
『今やわれ心やさしきシナラの下に在りし日のわれにはあらず』アアネスト・ダウスン/矢野峰人訳
「芹の根も」加藤楸邨
「生くるてだて」「茶の中に」坪野哲久・「さながらに」谷中安規〔ほか〕

著者紹介

北村 薫 (キタムラ カオル)  
昭和24(1949)年、埼玉県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。大学在学中はミステリ・クラブに所属。高校で教鞭を執りながら、昭和59年、創元推理文庫版日本探偵小説全集を編集部と共同編集。平成元(1989)年、「空飛ぶ馬」でデビュー。平成3年、「夜の蝉」で日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)