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飲食男女 おいしい女たち

文春文庫 く17−5

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年4月
ISBNコード 978-4-16-758105-3
4-16-758105-1
税込価格 597円
頁数・縦 221P 16cm

商品内容

要旨

食べることは色っぽい。味わうという言葉も、口に合わないという言い方も、考えてみれば男と女の味がする…。湯豆腐、苺ジャム、蕎麦、桃、とろろ芋、お汁粉、煮凝、ビスケット、無花果、おでん。食べもののある風景からたちのぼる、遠い日の女たちの記憶。ひたむきで、みだらで、どこか切ない19の掌篇集。

著者紹介

久世 光彦 (クゼ テルヒコ)  
昭和10(1953)年、東京生まれ。東京大学文学部美学科卒業後、東京放送に入社。「七人の孫」「時間ですよ」「ムー一族」「寺内貫太郎一家」等のヒットドラマを手がけ、54年退社。カノックスを設立後、演出家、映画監督、作詞家として活躍。平成4年、「女正月」他の演出で芸術選奨文部大臣賞受賞。5年、「蝶とヒットラー」で第3回ドゥマゴ文学賞受賞。6年、「一九三四年冬―乱歩」で第7回山本周五郎賞受賞。9年、「聖なる春」で芸術選奨文部大臣賞受賞。13年、「蕭々館日録」で第29回泉鏡花文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)