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遠い空 国分直一、人と学問

出版社名 海鳥社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-87415-567-7
4-87415-567-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 312P 22cm

商品内容

要旨

台湾考古。民族学の基礎を築き、東シナ海をめぐる総合的先史学の構築を試みた國分直一。自伝的エッセイとインタビューから見えてくる、その人柄と学問世界。

目次

1 閉塞の時代を超えて―学問的自伝(幼年時代
郷愁記
離愁
棉の木のある学校
山日記(國分一子筆) ほか)
2 学問への思い―とっておきの話(異文化にふれる―少年時代のことなど
棉の木のある学校―京都を経て再び台湾へ
鹿野忠雄―ボルネオに消えたエスノグラファー
台湾研究者の群像
『台湾高砂族系統所属の研究』のころ ほか)

著者紹介

安渓 遊地 (アンケイ ユウジ)  
1951年生まれ。京都大学理学博士。人と自然の人類学専攻。1974年から妻・貴子と西表島の人と自然を研究。1982年、近所に転居したことから國分先生との交流が始まる。山口県立大学国際文化学部教授。フィールドは西表島を始めとする琉球弧の島々と熱帯アフリカ
平川 敬治 (ヒラカワ ケイジ)  
1955年生まれ。九州大学大学教育研究センター講師などを歴任。民族学、考古学、地理学を専攻し、民族考古学、比較文化史に興味を抱く。1990年以降はイスラエル・ガリラヤ湖畔にて発掘調査に従事。國分先生の「現代に生きる鹿野忠雄ですね」という言葉に励まされ、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)