• 本

街の灯

文春文庫 き17−4

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-16-758604-1
4-16-758604-5
税込価格 715円
頁数・縦 278P 16cm

商品内容

要旨

昭和七年、士族出身の上流家庭・花村家にやってきた女性運転手別宮みつ子。令嬢の英子はサッカレーの『虚栄の市』のヒロインにちなみ、彼女をベッキーさんと呼ぶ。新聞に載った変死事件の謎を解く「虚栄の市」、英子の兄を悩ませる暗号の謎「銀座八丁」、映写会上映中の同席者の死を推理する「街の灯」の三篇を収録。

おすすめコメント

上流家庭・花村家にやってきた若い女性運転手。令嬢の英子は彼女をひそかに〈ベッキーさん〉と呼ぶ。そして不思議な事件が……。 昭和七年、士族出身の上流家庭・花村家にやってきた女性運転手別宮(べっく)みつ子。令嬢の英子はサッカレーの『虚栄の市』のヒロインにちなみ、彼女をベッキーさんと呼ぶ。新聞に載った変死事件の謎を解く「虚栄の市」、英子の兄を悩ませる暗号の謎「銀座八丁」、映写会上映中の同席者の死を推理する「街の灯」の三篇を収録。 解説・貫井徳郎。

著者紹介

北村 薫 (キタムラ カオル)  
昭和24(1949)年、埼玉県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。大学在学中はミステリ・クラブに所属。高校で教鞭を執りながら、昭和59年、創元推理文庫版日本探偵小説全集を編集部と共同編集。平成元(1989)年、「空飛ぶ馬」でデビュー。平成3年、「夜の蝉」で日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)