夕子ちゃんの近道
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2006年4月 |
ISBNコード |
978-4-10-302251-0
(4-10-302251-5) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 229P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2006年
第1回
大江健三郎賞(2014年8回にて終了)受賞 |
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要旨 |
アンティーク店フラココ屋の二階で居候暮らしをはじめた「僕」。どうにも捉えどころのない彼と、のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その二人の孫娘、朝子ちゃんと夕子ちゃん、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズら、フラココ屋周辺の面々。その繋がりは、淡彩をかさねるようにして、しだいに深まってゆく。だがやがて、めいめいがめいめい勝手に旅立つときがやってきて―。誰もが必要とする人生の一休みの時間。7つの連作短篇。 |
おすすめコメント
人生の春休みのような居候暮らし。物は古びると磨きがかかるけど、人はナマモノだからね。骨董屋に身一つで転がり込んだ「僕」の四季を綴る、渋味あふれる連作短篇集。