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愛の流刑地 下

出版社名 幻冬舎
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-344-01166-3
4-344-01166-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 334P 20cm
シリーズ名 愛の流刑地

商品内容

要旨

最愛の女を殺めた果ての孤独な法廷闘争。故意か過失か、あるいは愛の証しか。懸命に愛した男が最後に受け入れた罪と罰とは。論理ではとらえきれぬ情感の妖しさを描き、現代人の感性の解放をうたうルネサンス的文芸大作誕生。

おすすめコメント

その男と出会い、女はすべてを捨てた。法は、この愛を裁けるのか。生まれて初めて知った狂おしいほどの性の悦び。エクスタシーの頂点で、女が男に求めた究極の行為とは。最愛の女を殺めた果ての孤独な法廷闘争。故意か過失か、それとも愛の証か。懸命に愛した男が最後に受け入れた罪と罰とは。かつて一世を風靡したことのある作家・村尾菊治は、旅先の京都で、菊治の作品のファンだという人妻・入江冬香と出会う。小説家として大きな壁に突き当たっていた菊治は、冬香のひと言ひと言で心を癒され、やがて彼女に惹かれるようになる。二人は再会を約束するが、それは菊治と冬香の運命を大きく変える逢瀬となった…。本当の愛とはどういうものなのか?人間の情感を法律で裁くことはできるのか?渡辺文学の到達点とも言われ、今年の文芸界の話題を独占する一冊。

著者紹介

渡辺 淳一 (ワタナベ ジュンイチ)  
1933年北海道生まれ。医学博士。58年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師をつとめるかたわら小説を執筆。作品は初期の医学を題材としたものから、歴史、伝記的小説、男と女の本質に迫る恋愛小説と多彩で、医学的な人間認識をもとに、華麗な現代ロマンを描く作家として、常に文壇の第一線で活躍している。70年「光と影」で直木賞受賞。80年に「遠き落日」「長崎ロシア遊女館」で吉川英治文学賞を、2003年には紫綬褒章受章、菊池寛賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)