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ジョイスのパリ時代 『フィネガンズ・ウェイク』と女性たち

出版社名 みすず書房
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-622-07227-0
4-622-07227-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 311P 20cm

商品内容

要旨

裏方に徹したシルヴィア・ビーチやマライア・ジョラスたちの肖像から、ベケットに失恋して精神の昏冥に沈む愛娘ルチアの病跡へ。ジョイス・パリ時代の明暗。

目次

第1部 パリのミューズたち(ジョイスのパリ
シルヴィア・ビーチ
マライア・ジョラス
カレス・クロスビー
ケイ・ボイル)
第2部 ルチア・ジョイス(誕生・生い立ち
芸術家志願
ベケット
病気の進行
現代芸術と統合失調症
『フィネガンス・ウェイク』
装飾大文字
昏冥の彷徨)

出版社
商品紹介

1920・30年代、ジョイスを取り巻くモダニストの女性たち、ジョイスの娘ルチアとベケットの恋、ベケットのジョイス観を考察。

著者紹介

宮田 恭子 (ミヤタ キョウコ)  
1934年、石川県に生まれる。東京大学教養学部教養学科イギリス分科を経て、1969年、大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程を修了。元玉川大学教授。1964年、「アイリス・マードック『鐘』試論」によりシェイクスピア賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)