裁判長!ここは懲役4年でどうすか
文春文庫 き26−1
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2006年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-767996-5
(4-16-767996-5) |
税込価格 | 803円 |
頁数・縦 | 333P 16cm |
書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件
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決してそっち側へ行かないよう…
- おすすめ度
- (有)フジヤ書店 (北海道網走市)
またもや北尾トロ氏の体験レポートです。今回は長期に渡って数多くの「裁判」を傍聴し、その奥義をきわめています。とはいえ、一つの事件の裁判を追いかけるというのではなく、軽犯罪から死刑判決の下されるものまで、実に手当たり次第。ワイドショーなどとは比較にならない世界を経験します。そうして回数を重ねるごとに、いわゆる「傍聴マニア」の仲間もできたようです。裁判官と顔見知りだったり、オリジナル資料で判決内容を予想できたり、週に2〜3回は裁判所通いというマニアの皆さんは、ホントに凄い人たちなんです。トロ氏も心構えなどを教えてもらったりして、いつしかよりディープな世界へ…。日本でも数年後には導入される裁判員制度、いつか指名されるかもしれないその時のために、強い味方となる一冊かと思います。
(2006年8月26日)
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商品内容
要旨 |
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。 |
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目次 |
こいつ、絶対やってるよ |
おすすめコメント
殺人、DV、強姦……裁判の傍聴は、一度やったらやめられない。法廷で繰り広げられる小説よりもワイドショーよりもリアルでスリリングな人生ドラマ。傍聴は無料。ナマの法廷はこんなに面白い!