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在日の耐えられない軽さ

中公新書 1861

出版社名 中央公論新社
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-12-101861-8
4-12-101861-3
税込価格 814円
頁数・縦 194P 18cm

商品内容

要旨

父は一九二〇年代に来日した、日本語小説を書いた最初の朝鮮人で、のちに皇道思想家。戦後は心の病に冒され、六〇年にひとり帰国した―。父や母の歴史と子供たちの人生との間にはどのようにつながりがあるのか。本書は、ひとつの「在日」家族の誕生から終焉まで、そして、そのひとりひとりの生き方を、戦前から現在にいたる日本と韓国の関係と重ね合わせて描くことによって、新たな認識と洞察を読者にもたらす。

目次

第1章 故郷の木
第2章 卵売りの母
第3章 曲がった小枝
第4章 始まりの旅
第5章 曲げられた小枝
第6章 日本人になる

著者紹介

鄭 大均 (テイ タイキン)  
1948年(昭和23年)、岩手県に生まれる。立教大学とUCLAで学ぶ。81年に渡韓、啓明大学校外国学大学副教授等を経て95年に帰国。首都大学東京・人文科学研究科教授。ナショナル・アイデンティティ、エスニック研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)