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平安貴族のシルクロード

角川選書 397

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-04-703397-9
4-04-703397-9
税込価格 1,512円
頁数・縦 212P 19cm

商品内容

要旨

平安時代の王朝貴族は、中国の歴史書から、舞楽から、見たこともないシルクロードを想像し憧れていた。『竹取物語』でかぐや姫が五人の求婚者に求めたものは、すべてシルクロードの産物であった。琴の秘曲伝授を中心に描かれる『宇津保物語』は、ペルシアへの漂着、生命の木など、オリエンタルな話題が満載された、アラビアン・ナイトのような物語であった。日本古来の文化によって成り立っていると思われがちな王朝物語を、世界史的観点で捉え直す。

目次

プロローグ 平安のシルクロードへ
1 シルクロードの秘宝に憑かれた男たちの話―『竹取物語』の男たち(ペルシアにある仏鉢に憑かれた男の巻
エリュトゥラー海彼方の島にある珠の枝に憑かれた男の巻
ローマ帝国産アスベスト製衣に憑かれた男の巻
西アジアの竜の首の珠に憑かれた男の巻 ほか)
2 シルクロードに彩られた王朝貴族の話―『宇津保物語』の清原俊蔭一門(宝蔵の巻
俊蔭波斯国漂着の巻
ペガサスの巻
樹下楽人の巻 ほか)
エピローグ シルクロード古譚の東進

目録情報

物語の中に現れた貴族たちのシルクロードへの憧れを通し、王朝物語を世界史的観点でとらえ直す。(国語・国文学図書総目録より)

出版社
商品紹介

『竹取物語』でかぐや姫が5人の求婚者に求めるものはすべてシルクロードの産物だった。平安貴族は何にあこがれたのだろうか。

おすすめコメント

平安時代のシルクロード・ブーム。平安貴族は何にあこがれたのだろうか? 『竹取物語』でかぐや姫が5人の求婚者に求めるものはすべてシルクロードの産物だった。『源氏物語』に先立つ長編『うつほ物語』は、オリエンタルな話題が満載の物語である。王朝物語を国際的な観点で読み直す。

著者紹介

山口 博 (ヤマグチ ヒロシ)  
1932年、東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。富山大学、新潟大学を経て、聖徳大学教授・言語文化研究所長。富山大学名誉教授。文学博士。専攻は古代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)