• 本

高瀬川

講談社文庫 ひ39−1

出版社名 講談社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-06-275539-9
4-06-275539-4
税込価格 660円
頁数・縦 252P 15cm

商品内容

要旨

小説家と女性誌編集者が過ごす、京都の一夜を繊細な心理主義的方法で描き、現代の「性」を見つめる「高瀬川」。亡くした実母の面影を慕う少年と不倫を続ける女性の人生が並列して進行し、やがて一つに交錯する「氷塊」。記憶と現実の世界の間をたゆたう「清水」など、斬新で、美しい技法を駆使した短編4作。

出版社・メーカーコメント

芥川賞受賞作家が現代の性と生を描き出す 小説家と女性誌編集者が京都で過ごす一夜を追う「高瀬川」。亡くした母の面影を慕う少年と、不倫を続ける30代女性の生が併行し交錯する「氷塊」。短篇4編収録

著者紹介

平野 啓一郎 (ヒラノ ケイイチロウ)  
1975年、愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。’98年、大学在学中に文芸誌「新潮」に投稿した作品『日蝕』が巻頭掲載され、話題を呼ぶ。翌99年、同作により第120回芥川賞を史上最年少(当時)で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)