• 本

手紙

文春文庫 ひ13−6

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-16-711011-6
4-16-711011-3
税込価格 759円
頁数・縦 428P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 恥ずかしながら、バスの中で泣きました。

    作品自体は10年前のものですが、子供が「お父さんこの本面白かった?」と聞いてきたので、再度読み返して見ました。初めて読んだ時もきっと泣いたと思う。内容は覚えていましたが、涙の量は歳をとった分だけ増えていたと思います。平野社長の一言一言が胸にしみます。また、映画化されていると思いますが、由実子は「沢尻エリカ」だったでしょうか?帰りにDVDも借りてきたいと思います。東野作品の中でも最も考えさせられる「愛」に満ち溢れた作品でしょう。コレを読めば絶対本が好きになる!!!

    (2010年8月19日)

  • 涙が止まらない感動のラスト

    「白夜行」は、絶望的に空しい少年たちの物語でしたが、本作品はそれ以上の、絶望に生きる兄弟の物語です。冒頭に、兄は、強盗殺人事件をおこします。弟直貴は、以後殺人犯の弟として、苦しみながら生きていきます。それでも励ましてくれる女性にめぐり合い、結婚し、娘を授かります。物語は希望へと向かうかとみえましたが、娘にまで辛い思いが及ぶようになり、ついに兄弟の絆が切られることになります。作者は「殺人者の家族が社会から差別されるのは当然なのだ」と切りこみます。ラストに感動的なシーンが待っています。

    (2006年10月8日)

他の書店レビューを見る

商品内容

要旨

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

おすすめコメント

罪を償うとは、絆とは……。強盗殺人犯の兄を持った少年の姿を通し、犯罪加害者の家族を真正面から描いて感動の渦を巻き起こした問題作。 強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く……。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。2003年、本書「手紙」が第129回直木賞候補となる。2006年、6度目の候補作である「容疑者Xの献身」で第134回直木賞受賞。同書は第6回本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」各第1位にも輝いた。幅広い作風で活躍し、圧倒的な人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)