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宗教学キーワード

有斐閣双書 KEYWORD SERIES

出版社名 有斐閣
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-641-05883-5
4-641-05883-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 308P 19cm

商品内容

要旨

現代の生の現場から問う、宗教の立場に即して考える、宗教に距離をとって問う、という三つの視点で「宗教学」を整理。宗教をめぐる119個の問いを立て、キーワードを核に見開き2頁読み切りで解説。事例も豊富で、読者自らに考えさせるよう工夫した問いが、宗教学の面白さと奥深さを伝える。

目次

宗教学への入り口
第1部 現代の生の現場から問う(生と死の意味を問う
生命の循環と継承
救いと癒しの現場 ほか)
第2部 宗教の立場に即して考える(宗教における実践
宗教における言葉
宗教における世界像 ほか)
第3部 宗教に距離をとって問う(「宗教」概念と宗教学
宗教を心理において問う
宗教を社会において問う ほか)
宗教学の実践

出版社
商品紹介

現代における宗教を考える際に重要かつ基本キーワードを見開き2頁で解説。119の問いを解き明かし宗教学の全体像を整理する。

著者紹介

島薗 進 (シマゾノ ススム)  
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は宗教社会学、宗教人類学、近代日本宗教史。「救済」の理念が人類を魅了してきたわけについて考えてきた。宗教と医療の接点や死生観に関わる領域にも関心がある
葛西 賢太 (カサイ ケンタ)  
宗教情報センター研究員。専門は宗教社会学、宗教心理学、アメリカ宗教史。現代を生きる個人をつなぐ絆としての宗教に関心をもってきた。断酒自助会の研究のほか、人間心理と霊性についての業績あり
福嶋 信吉 (フクシマ シンキチ)  
日本女子大学・昭和大学・東京女子大学講師。専門は宗教学、近代日本民衆宗教研究。信心・信仰という営みの構築や実践のあり方に関心がある。現在は、現代における苦難・難儀と民衆宗教との関わりにも関心を向けている
藤原 聖子 (フジワラ サトコ)  
大正大学文学部教授。専門は比較宗教学、アメリカ文化研究。現在の研究テーマは「宗教と教育の関係」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)