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浮世の画家

ハヤカワepi文庫 39

出版社名 早川書房
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-15-120039-7
4-15-120039-8
税込価格 799円
頁数・縦 319P 16cm

商品内容

要旨

戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。多くの弟子に囲まれ、大いに尊敬を集める地位にあったが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷たくなった。弟子や義理の息子からはそしりを受け、末娘の縁談は進まない。小野は引退し、屋敷に籠りがちに。自分の画業のせいなのか…。老画家は過去を回想しながら、みずからが貫いてきた信念と新しい価値観のはざまに揺れる―ウィットブレッド賞に輝く著者の出世作。

おすすめコメント

〈最新作『わたしを離さないで』が大ヒット中ブッカー賞作家の出世作、待望の復刊!〉第二次大戦後の日本を舞台に、戦意高揚の為の絵画で名を馳せた老画家小野の苦悩を描く。ウィットブレッド賞受賞作。解説:小野正嗣

著者紹介

イシグロ,カズオ (イシグロ,カズオ)  
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、5歳のとき、家族と共に渡英。以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景にして育つ。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学ぶ。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年に発表した本書でウィットブレッド賞を受賞。1989年には長篇第3作の『日の名残り』でブッカー賞を受賞した
飛田 茂雄 (トビタ シゲオ)  
1927年東京生、早稲田大学大学院博士課程修了、2002年没、英米文学翻訳家、中央大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)