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平和政策

有斐閣ブックス 100

出版社名 有斐閣
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-641-18343-8
4-641-18343-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 370P 22cm

商品内容

要旨

国際紛争はなぜ起こるのか。地域紛争や内戦など、開発途上地域を主な戦場とする「現代の戦争」に対して、どのような対応が可能なのか。達成されるべき政策目標として平和をとらえ、安全保障のみならず、政府の機能回復から社会経済の復興支援にいたるまでを含めた「平和構築」という政策領域を体系的に議論する、初めてのテキスト。国際政治の基礎理論、現代国際紛争の実態、平和構築の実際について、第一級の執筆陣が的確に分析・考察する。紛争事例などについてのコラムや、基本用語についての解説も充実し、現代の戦争や国際関係について初めて学ぶに最適。

目次

政策としての平和
第1部 国際紛争をどうとらえるか(国際紛争はどうとらえられてきたのか
現代紛争の構造とグローバリゼーション
国際法と国際組織の役割
地域機構は役に立つのか
紛争と国際経済組織)
第2部 現代国際紛争の実態(植民地支配の遺産と開発途上国
兵器はどう規制されてきたか
核軍拡と拡軍縮
人の移動と難民保護
テロリズムとテロ対策)
第3部 平和構築の実際(軍事介入
平和構築における政治・法制度改革
紛争後選挙と選挙支援
国際犯罪と刑法
開発協力
平和構築とジェンダー
NGOと市民社会)
国際紛争をこえて

出版社
商品紹介

「達成される政策目標」として「平和」をとらえ,国際紛争の時代の「平和政策」を体系的にまとめた初めてのテキスト。

著者紹介

大芝 亮 (オオシバ リョウ)  
一橋大学大学院法学研究科博士課程退学、Ph.D.(政治学、イェール大学)。一橋大学大学院法学研究科教授
藤原 帰一 (フジワラ キイチ)  
東京大学大学院博士課程単位取得中退。東京大学大学院法学政治学研究科教授。主要著作:『平和のリアリズム』(岩波書店、2004年、石橋湛山賞受賞)ほか
山田 哲也 (ヤマダ テツヤ)  
国際基督教大学大学院行政学研究科博士後期課程中退、行政学修士。椙山女学園大学現代マネジメント学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)