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年金無血革命

文春新書 548

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-16-660548-4
4-16-660548-8
税込価格 803円
頁数・縦 219P 18cm

商品内容

要旨

大化の改新、明治維新、ポツダム宣言受諾につづく第四の「無血革命」をおこせ。日本にとって焦眉の急である年金問題。その“信用不安”をいかに解消するかを全国民に訴える。

目次

第1章 年金制度の歩み
第2章 公的年金の現況
第3章 私的年金の問題
第4章 欧米から学ぶべきこと
第5章 トンチン式保険制度
第6章 金融市場の大変革
第7章 年金無血革命に向けて

おすすめコメント

「年金はいらない人が制度決め」という川柳があります。政治家と官僚の責任先送りによって放置されてきた「年金」問題は、今もっとも緊急を要する課題です。年金論議はさかんですが、それをお上主導にしていてはあやうい! 長年、生保会社で年金問題を手がけてきた著者が、一年金生活者の立場から、また税金同様に保険料を支払っている若い人たちの心情を慮りつつ、年金に「無血革命」をと訴えます。複雑な仕組みと歴史をときあかしつつ、日本人全員の幸福がこの本から生まれます。

著者紹介

永富 邦雄 (ナガトミ クニオ)  
1930(昭和5)年、東京生まれ。中央大学法学部卒。1953年、第一生命保険相互会社に入社。専務取締役で退任。その後、相互住宅(株)社長、(株)サザビー常勤監査役などをへて、現在は(株)ジェム・アソシエイツ顧問。そのかたわら、NPO法人「米欧亜回覧の会」幹事などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)