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四千万人を殺した戦慄のインフルエンザの正体を追う

文春文庫 テ16−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-16-770542-8
4-16-770542-7
税込価格 880円
頁数・縦 371P 16cm

商品内容

要旨

1997年3月、香港近郊の養鶏場で鶏が死ぬ。H5N1型の鳥インフルエンザが世界を騒然とさせる始まりであった。それを遡ること80年前に世界を席捲した「風邪」は、4000万人を殺した。この恐るべきインフルエンザウイルスの正体を追って、永久凍土に埋葬された遺体の胸からウイルスを採取すべく、ある調査団が極北の墓所へ向かう。

目次

第1章 香港でのちょっとしたできごと
第2章 新種の疫病
第3章 いのちのきわに
第4章 凍てつく海岸
第5章 ストレスは極限に
第6章 敬意と厳粛さ
第7章 生命のことば
第8章 三〇〇〇ドルとシャベル
第9章 おそろしく屈辱的なもの
第10章 プラグ・ドラッグ

著者紹介

デイヴィス,ピート (デイヴィス,ピート)   Davies,Pete
英国のノンフィクション作家。英国の選挙戦を題材にした「ジス・イングランド」、アメリカのルポ「ストーム・カントリー」などの著書がある。ウェストヨークシア在住
高橋 健次 (タカハシ ケンジ)  
1937年生れ。慶応義塾大学英文科卒。出版社勤務を経て翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)