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インドカレー伝

出版社名 河出書房新社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-309-22457-2
4-309-22457-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 338,36P 20cm

商品内容

要旨

インドカレーは、いかにしてインドカレーになったか…大国列強からの侵略、占領によってもたらされた食をはじめとするさまざまな生活習慣。外国文化を融合した料理こそカレー料理なのだ。カレーの成り立ちから読み解く、知られざるインド食文化史。

目次

第1章 チキンティッカ・マサラ―本場のインド料理を求めて
第2章 ビリヤーニー―ムガル帝国の皇帝たち
第3章 ヴィンダルー―ポルトガル人と唐辛子
第4章 コルマ―東インド会社の商人と寺院、ラクナウの太守
第5章 マドラス・カレー―イギリス人によるカレーの発明
第6章 カレー粉―インドをイギリスにもちかえって
第7章 コールドミート・カツレツ―インドにおけるイギリス食品
第8章 チャイ―紅茶大作戦
第9章 カレーとフライドポテト―シルヘットの船乗りとインドのテイクアウト
第10章 カレーは世界を巡る

著者紹介

コリンガム,リジー (コリンガム,リジー)   Collingham,Lizzie
ウォーリック大学で歴史を教えたあと、ケンブリッジ大学ジーザスカレッジの研究員となる。フリーの研究者および著述家となったのち、スウェーデン、ドイツ、オーストラリア、フランスで暮らしたが、いまも落ち着く先を探し求めている
東郷 えりか (トウゴウ エリカ)  
上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)