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帝国のはざまで 朝鮮近代とナショナリズム

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-8158-0549-4
4-8158-0549-0
税込価格 5,280円
頁数・縦 300,22P 22cm

商品内容

要旨

日清戦争から大韓帝国への移行、植民地化へといたる時代の朝鮮ナショナリズムの勃興を、民族主義と植民地主義の交差する地点から捉え、歴史や国境、「文明化」などをめぐる葛藤を描き出すとともに、東アジア史の新たな水準をも示した画期的研究。

目次

序章 広開土王碑の物語
第1章 文明という普遍の風
第2章 中国の非中心化と東洋の再編
第3章 文明化する日本との格闘
第4章 精神、歴史、正統性
第5章 民族という語り
第6章 半島の境界線
第7章 半島を越えて

著者紹介

糟谷 憲一 (カスヤ ケンイチ)  
一橋大学大学院社会学研究科教授。1949年生、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
並木 真人 (ナミキ マサヒト)  
フェリス女学院大学国際交流学部教授。1957年生、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
月脚 達彦 (ツキアシ タツヒコ)  
東京大学大学院総合文化研究科助教授。1962年生、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
林 雄介 (ハヤシ ユウスケ)  
明星大学日本文化学部助教授。1962年生、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)