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不動心

新潮新書 201

出版社名 新潮社
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-10-610201-1
4-10-610201-3
税込価格 946円
頁数・縦 189P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 不動心

    いつか「骨折してよかった」と言える日を思い描いて・・・、決して絶望する必要はありません。そう語る松井に脱帽である。学生時代から人一倍の注目をされつつも、それを裏切らずに世界のマツイへと行き着いた。彼の人間的にすばらしい点は、けっして愚痴をこぼさず、人の悪口を言わないところ。厳しい競争社会にあって、それはなかなかできることではない。そんな松井の生の思いが、気取らずにつづられている。スポーツ人ならずとも、読んで価値ある一冊だ。

    (2007年3月13日)

商品内容

要旨

どんな技術やパワーよりも、逆境に強い力、挫折を乗り越える力を持った選手になりたい―。左手首骨折という選手生命を脅かす大怪我から、見事な復活を遂げた松井秀喜。その陰には、マイナスをプラスに変える独自の思考法があった。コントロールできることとできないことを分ける、悔しさはあえて口に出さない、七割の失敗と上手に付き合う…等々、戦い続けるなかで身につけた松井流「心の構え」を初めて明かす。

目次

第1章 5・11を乗り越えて
第2章 コントロールできること、できないこと
第3章 努力できることが才能である
第4章 思考で素質をおぎなう
第5章 師から学んだ柔軟な精神
第6章 すべては野球のために

おすすめコメント

「心の構え」で挫折は力に変わる。これまで失敗や葛藤を率直に明かし、自己コントロール術を綴った画期的な書。

著者紹介

松井 秀喜 (マツイ ヒデキ)  
1974(昭和49)年石川県生まれ。星稜高校時代、甲子園に四度出場。93年にドラフト一位で読売ジャイアンツ入団。2002年、FA権を行使しニューヨーク・ヤンキースと契約。06年5月に左手首を骨折するまで日米通算1768試合連続出場。右投げ左打ち、外野手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)