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人生の鍛錬 小林秀雄の言葉

新潮新書 209

出版社名 新潮社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-10-610209-7
4-10-610209-9
税込価格 792円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄―。厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。八十年の生涯の膨大な作品の中から選り抜いた、魂の言葉四百十六。

目次

批評とは竟に己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか―24〜28歳
君は解るか余計者もこの世に断じて生きねばならぬ―29〜31歳
確かなものは覚え込んだものにはない強いられたものにある―32〜33歳
広く浅く読書して得られないものが深く狭い読書から得られる―34歳
不安なら不安で不安から得をする算段をしたらいいではないか―35〜36歳
誤解されない人間など毒にも薬にもならない―37歳
美しい「花」がある 「花」の美しさという様なものはない―38〜43歳
モオツァルトのかなしさは疾走する 涙は追いつけない―44〜46歳
人間は憎み合う事によっても協力する―47〜48歳
美は信用であるかそうである―49〜51歳
見ることは喋ることではない 言葉は眼の邪魔になるものです―52〜56歳
考えるとは物と親身に交わる事だ―57〜61歳
プライヴァシーなんぞ侵されたって人間の個性は侵されはしない―62〜74歳
宣長が求めたものは如何に生くべきかという「道」であった―75〜80歳

おすすめコメント

日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄――。厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。八十年の生涯の膨大な作品の中から選り抜いた、魂の言葉四百十六。