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水滸伝 9

嵐翠の章

集英社文庫 き3−52

出版社名 集英社
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-08-746164-0
4-08-746164-5
税込価格 935円
頁数・縦 390P 16cm
シリーズ名 水滸伝

商品内容

要旨

死んだはずの妻、張藍が生きている。その報を受けた林冲は、勝利を目前にしながら戦を放棄し、ひとり救出へと向かう。一方、呉用は攻守の要として、梁山泊の南西に「流花寨」を建設すると決断した。しかし、新寨に楊〓(せん)率いる三万の禁軍が迫る。周囲の反対を押し切って、晁蓋自らが迎撃に向かうが、禁軍の進攻には青蓮寺の巧みな戦略がこめられていた。北方水滸、激震の第九巻。

おすすめコメント

犠牲を出しながらも、祝家荘の戦いで官軍に勝利した梁山泊。一方、妻が生きているという情報を得た林冲は、戦から一人抜け出すが…。新たに武芸者・索超、呂方が登場、己の生を貫く男たちの英雄譚!

出版社・メーカーコメント

林冲、戦陣を放棄し、妻の救出に向かう林冲は、妻を救出するために勝手に戦線から離脱した。そこに待ち受けていたものとは――。一方、廬俊義と柴進の身元が割れ、官軍に包囲された。ふたりの救出に向かう。(解説/馳星周)

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)