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桜花(さくら)を見た

文春文庫 う11−7

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-16-764007-1
4-16-764007-4
税込価格 748円
頁数・縦 399P 16cm

商品内容

要旨

日本橋「いせ辰」の手代・英助には誰にも言えない秘密があった。母が死に際に遺した「お前のお父っつぁまは北町奉行の遠山様なのだよ」という言葉である。表題作ほか、北齋の娘・お栄の胸の内(「酔いもせず」)、松前の応挙と呼ばれた蠣崎波響の選んだ道(「夷酋列像」)など、実在の人物に材をとった時代中篇小説集。

おすすめコメント

刺青判官遠山景元と落し胤との生涯一度の出会いを描いた表題作ほか、北斎の娘お栄、蠣崎波響など実在の人物に材をとった時代小説集。

著者紹介

宇江佐 真理 (ウエザ マリ)  
昭和24(1949)年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒業。函館在住。平成7年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞、デビュー。『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、『余寒の雪』で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)